たかお会 第125回活動

 

「秋の渡良瀬遊水池サイクリングロード」報告書

遊水地を流れる遊水路
遊水地を流れる遊水路
参加者7名
たかお会、今回の参加者7名
廃村の経過を伝えている掲示板の前
掲示板は 明治39年(1906)7月廃村の経過を詳しく伝えている

 

2018106日(土)実施

 

 今年は台風が多く、暴風被害の台風24号に続き、わずか一週間後、台風25号が日本海へ進んでいた。天候が心配されたが、天気予報を信じ、たかお会125回活動は強行された。東武日光線、板倉東洋大前駅に集合したのは、東川、武田両総務幹事、伊藤、深見、中村公彦、小松、そして初参加の福島直樹さんの7名。福島さんは早々に到着し、初輪行の自転車を組み立てた。東川、伊藤、深見の3名は駅近くの「わたらせ自然館」でレンタサイクルを申込み、早速サイクリング開始。天候はくもりだが、青空も少し見える。

 渡良瀬遊水池の中央には、ハート形の谷中湖があり横断するように橋がかけられている。まずは湖岸からハートを貫くように中央突破、距離は大したことはない。

 道は広く、散歩する人、バードウォッチング、写真家、ランニング、もちろんサイクリスト、中にはローラースケートをやっている人、広々した自然を思い思いに楽しんでいた。天候は徐々に回復し、日差しが出て来て、真夏のようなった。谷中湖の北にはウオッチングタワーなる木造の建物があって、バードウオッチングや周りの山々を望むことができるようになっている、この時は残念ながら雲に隠れて山は見ることはできなかったが、広大な遊水池を展望出来て快適だった。

 1時間半くらい走り、「道の駅きたかわべ」へ到着。ここの名物?は「なまずのてんぷら」らしい、東川総務の強引なお薦めにより大半の人が注文。一口食べた後、東川さんが「な!うまいだろ!」と賛同を強要?。確かにあっさりさっくり、白身魚のてんぷらって感じでうまい!。やっぱり食べてよかったです。

 昼食後は、歴史の勉強にスタート。北側の堤防上から、谷中村史跡保存ゾーンへ、旧谷中村役場跡で、運よく地元ボランティアの方に出会い、水塚と言う出水時避難設備や船の説明など聞くことが出来、昔の暮らしぶりを垣間見る気がした。

 サイクリングは渡良瀬川の流れを見ることが出来る新赤麻橋へ出た。遠くまで広がる渡良瀬遊水池の大きさを実感し、下流へ向かう堤防上へ出ると、「田中正造翁遺徳之賛碑」があった。廃村100年を記念して建てられたそうで、足尾銅山鉱毒解決を 田中正造が天皇陛下に直訴する光景を描いたものだそうです。多くの歴史を勉強し、充実したサイクリングを終了し、板倉東洋大前駅のお店で、懇親会を行い、初参加の福島さんのお話に盛り上がりました。  (以上)

 

  企画幹事 小 松



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