駅前から出陣
駅前から出陣
遊歩道の桜
遊歩道の桜
散策路から
散策路から
誠之堂前にて
誠之堂前にて

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 たかお会第121

「深谷花見ハイキング」活動報告

2018年4月5日

たかお会 企画幹事 畑 隆

 

 

121回たかお会は、中山道の宿場町、深谷市界隈のソメイヨシノ並木を楽しみながらのウォーキングを企画しましたところ、今年の桜前線は、寒い2月と暖かい3月の天候から休眠打破が進み、平年より10日近く早い桜前線で、ソメイヨシノは葉に変化でしたが、それに代わり、山桜、八重桜、ハナミズキの木々と菜の花、チューリップ、スミレなど草花の春景を満喫する一日でした。

 

今回の参加者は、男性7名、女性6名の13名がJR高崎線深谷駅に集合。企画当初は、唐沢川沿いの桜並木と+レンガ専用線跡地ハイクの往復8Km程度の予定でしたが、葉桜変化のため、コースはレンガ専用跡地を歩き、深谷ゆかりの渋沢栄一に関係した施設を見学しながら生地「中の家(なかんち)」までトライ(片道約10Km)との会員意向から、東京駅を模した駅舎をスタート。

 

深谷は日本初の機械式レンガ製造工場の地であり東京駅、富岡製糸場などのレンガに使用されています。レンガ輸送の専用線跡地が自転車と歩行者の散策コースとして、レンガ製造のホフマン窯、旧変電室に続いています。途中のレンガ模様の遊歩道、プレートガーター橋(桁橋)などレンガ製造のなごりも伺えました。

 

駅から4Km程度地点の旧変電室手前で昼食を取った後、昨年9月に天皇陛下が行幸啓された、誠之堂(せいしどう)・清風亭、渋沢栄一記念館、旧渋沢邸「中の家」と尾高惇忠生家をそれぞれに立ち寄り、残りのコースを散策しました。

 

特に、誠之堂(レンガ造り)・清風亭(コンクリート造り)は、東京世田谷にあった大正時代の第一銀行保養施設を移築したもので、施設内の見学とボランティアの懇切丁寧に両館の設計思想を盛り込みながらの説明とレトロな館内からの春景も中々なものでした。

 

帰りは、タクシー利用で深谷駅前の居酒屋に直行し、深谷の名産、深谷ネギの姿焼きなどを食しながらの懇親会で一日を終えたたかお会でした。